大野智の主演ドラマの原作は?密室のミステリーの特別編について!

テレビドラマ

コロナウイルス流行のための撮影遅れのために、フジテレビの月9の”SUITS2”が2回で放映が中断しています。

その代替放送として、コンフィデンスマンJPが放映されましたが、次は“嵐”の大野智さんが主演した”鍵のかかった部屋 特別編”が放映されることになりました。

殺人事件がベースになっている作品ですが、なぞ解きについては家族みんなで楽しめるという趣向のようで楽しみです。

この作品について調べてみたいと思います。

大野智の出演作の原作は?

月9ドラマの原作は『防犯探偵・榎本シリーズ』(ぼうはんたんていえのもとシリーズ)であり、原作者は貴志祐介さんになります。


貴志祐介さんは、京都大学経済学部出身の小説家であり、日本推理作家協会、日本SFクラブ会員でもあります。

大阪市出身で、中学時代から、ミステリーやSF小説を好むようになり、一日で7冊も読むような読書家でもあったということですね。

大阪の清風南海高校から京都大学経済学部に進まれて、大学4年生のころより、雑誌に作品投稿を開始されました。

京大卒業後は一度、朝日生命保険に入社され、数年は休筆されていたのですが、数年後に執筆を再開されます。

1986年(27歳時)に、ハヤカワ・SFコンテストに短編『凍った嘴』が佳作入選されます(この作品は『岸祐介』名義で発表されています)

1987年(28歳時)に『夜の記憶』が早川書房の『S-Fマガジン』に掲載されました。

1989年(30歳時)に、同僚の人の事故死をきっかけに自身の人生を深く考えられるようになり、8年間勤務した朝日生命保険を退職し、執筆・投稿活動に専念を開始されます。

1996年(37歳時)に、『ISOLA』にて日本ホラー小説大賞 長編賞で佳作を受賞され、作家デビューを果たされます。

貴志祐介の主な作品としては…

人間の欲望や狂気が呼び起こす恐怖を描いたホラー作品が多い。

青春ミステリーを『青の炎』で描く。

防犯探偵・榎本シリーズで本格ミステリーを扱う。

『新世界より』ではSFを発表している。

防犯探偵・榎本シリーズでは、本格的なミステリー作品を極めておられるということになるでしょうか?

防犯探偵・榎本シリーズとしては

硝子のハンマー

狐火の家

鍵のかかった部屋

ミステリークロック

の4作品が角川書店から出版されています。

防犯探偵・榎本シリーズのネタバレについて…

大野智さんふんする榎本径(えのもと けい)が主人公になっています。

榎本径は防犯ショップ『F&Fセキュリティ・ショップ』の店長であり、防犯コンサルトとして活動しています。

ですが、本職は泥棒であり、防犯セキュリティにくわしいことを(ある種、悪用して)自身の悪事に使っているというストーリーになっています。

(大野智さんのおっとりなイメージと裏腹にかなりエグいつくりになっていますね)

そして防犯コンサルタントの仕事もマネーロンダリングのためと割り切っている状況です。

知的で、自分ではかなわないような女性に心をひかれるところがあり、そういう女性に自身を認めてもらいたい欲求があります。

作品の中でこの女性に該当するのが青砥純子(あおと じゅんこ)となります。

青砥純子は『レスキュー法律事務所』の弁護士であり、知的で優秀、清楚にして自分が美人であることも否定しない、ある種自信家のところがあります。

理路整然と思考して、論理的でないことを極力嫌うような 真面目で一直線の性格の持ち主で、あることから榎本径を紹介されます。

榎本を仕事のパートナーとしては信頼しているものの、直感的には胡散臭い・泥棒ではないか?と気が付いているのです。

一度、密室殺人事件を榎本と一緒に解決したことから、密室殺人についての依頼が多く来るようになった、という設定になっています。

(青砥純子は、戸田恵梨香さんが扮しています)

今回は、コロナ騒動で月9の撮影が遅れてピンチということであり、視聴者のアンケートや要望を加味して、フジテレビが特別編として再編集・再放送するもののようです。

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